2018/08/21 カテゴリ:本社スタッフ 小西
いつもブログを見て頂きありがとうございます。
『自動二輪取得するぞ』のお話です
お話だけで、ほぼ画像ありません
キャンピングカーの話もありませんが、
お付き合いくださいませ。
【サエキ君と私】
4月末、トイの森で一日管理人を事務総務のサエキ君と務めていた時のことです。
普段の業務も違うし、3月入社のサエキ君と会話の糸口がなかなか見えない(-_-)
そんなサエキ君から、溺愛の愛猫と少し前に手に入れた愛バイクの話を聞かされても、
興味ないなぁとどこか思ってる私がいるのです。
『小西さんもバイクの免許取ったらどうですか』と楽しそうに話すのですが…。
サエキ君はいつ取ったのか?と聞くと、前職からトイ移る頃に取得したとのことです。
『簡単ですよ、どうですか?』 そんな時間あるかなぁ….
『取って、一緒に走りましょうよ』 いやぁ、とれるかなぁ….
そんなサエキ君が今夜当直の私のために、休みなのにわざわざ次の朝、
バイクに乗って朝食を持って来てくれるというではないですか。
いい子だ、サエキ君。
でも早く結婚しなさい!
翌朝、サエキ君がバイクに乗って朝食もってきてくれるのを待っておりましたが、
お昼になっても来ない…、あれ? そういや携帯の番号も知らん。
いい子じゃない、じゃないか、サエキ君。
朝食を待ってても仕方がない、バイクだけでも見たかったのに…。
それじゃ、バイクに乗ってる自分の姿を想像をしてみるかぁ。
バイクに興味持とうとしたが、朝食抜きでそれどころではない。
やっぱり無いかなぁ もう歳やしなぁ…、と結論付ける。
それもそうだけど、お腹すいたなぁ……。
そうして、トイ森管理人業務も、GWも終わり、トイも長期休暇を頂くことになる。
【長期休暇と私】
GWおわりのトイの長期休暇、私は休みでも、子供も大きくなり付き合ってくれないし…。
だからと言って、私一人だけ遊びに出るのも心苦しいし…。
悩んだ私が決めたこと、「そうだ、きょうとに行こう」じゃない
「そうだ、きょうしゅうに行こう」だ。
バイク…..興味は二の次、まずは長期休暇をどう過ごすかだ!
これにより、自動二輪18時間の教習所生活を始めることにする。
へそくりをかき集め、教習所に入校金を持っていく。
『カジュアルとスマートがあります、どちらになさいます?』
なんやかわかんけど、どっちが良いのか聞いてみる。
『問題なく教習が進んでいかないようであれば、カジュアルでどうでしょうか』
と、もっとストレートに言ってもらっていいですよ。
『50過ぎてて、初めてで、自信がないなら補習がついてるタイプにしませんか』って。
全くそんなふうには言われてないのに、
そういう風に思ってしまう55歳の親父のヒガミ根性なのである(-_-)
自動二輪普通免許取得まで、何か起きるのでしょうか。
【うまくいけば…、と都合よく考える私】
「一段階は一日2時間、2段階から一日3時間と受講可能、最短7日間じゃん
うまくいけば、休み中に免許取れちゃうんとちゃう」
となんだか直ぐにでも合格できるかのように楽しくなってくる。
もうあの時のヒガミ根性はなくなり、ただただ楽しい。
でも、実際そんな簡単に取れるわけはないのである。
教習時間の予約そのものがとれなかったり、
自分の休みの日と教習日程が合わなかったり、
4月30日入校届を出して18時間の教習が終わったのは、
約50日後の6月18日のです。
【苦手と楽しいこと、55歳の私】
教習が始まる、バイクにまたがるのはすこぶる気分がいいんですが、ねぇ。
一本橋に苦戦する…教官からは『少し年齢の高い方は苦手のようですね』
クランクでアクセル回して…教官からは『クラッチとリアブレーキだけ使ってください』
急制動は止まれてるはずなのに…教官からは『ブレーキ掛ける位置が早すぎます!』
なんだかなぁ、できていない自分に……ショック。
もっと出来てるはずなのに、あかん歳かなぁ
でも、教習所を好きみたいです、私。
ホント楽しいです。
2時間の教習時間もあっという間に終わってしまう感じです。
もう少し乗っていたいなぁと、まるで子供ですわ。
教官もいい人ばっかりで、受付の人もいい子ですわ。
生徒さんと話しができて(向こうは変なおっさん話しかけんなよっておもってるかも)
いやぁ、楽しいですわ。 卒検受けなくてもこれで満足です(それダメやん)
18時間も、残り4時間です。
【卒検を前に、思うこと】
卒検まで残り2時間になる。
受かってしまえば、もう来ることはないのか。それは、悲しい。
寂しいのです、楽しい教習所通い、苦痛じゃない教習時間を手放すのが。
そうだ!カジュアルプラン選んでるじゃない!
補習5時間付いてるよねぇ
受けちゃいましょう、とりあえず2時間。来週の月曜2時間予約します。
卒検まで楽しい時間が2時間増えました。
遊園地で、そろそろ帰りの最後に2回ジェットコースターに乗る感じです。
【卒検予約で考えた】
とうとう、卒検を予約した。
未だに、一本橋(低速狭路走行)は自信がない。
15Mを7秒で走行の成功率は30%です。
3回に1回しか成功していないのです。
試験も3回受けないと合格できないのじゃないのか。
時間を気にすると、渡れない。
走行姿勢を気にすると、渡れない。
教官や若い生徒さんの視線を気にして、渡れない。
どうする私、それでも卒検を受けるのかと自問自答を繰り返す。
YouTubeで卒検をアップしている人が沢山いるので、見てみる。
一本橋を皆さん簡単にクリアしているのが、すごいと思える。
まぁ、受けてみよう。受けるのはタダだし、あと3時間補習は受けられる。
でも、受けることは会社には黙っておこう、落ちた時が恥ずかしいのです。
【卒検当日】
とうとうその日がやってきた、
13時30分集合14時より試験が始まる。
コースBである。幸いにも一本橋は後の方だ。
その卒検を受けるのは私を含めて、5人、
女性が1人でオヤジが1人、若い衆3人なのです。
オヤジとは当然わたしのことですが、緊張半端ない。オヤジ半端ない….
若い衆の会話は弾むが、オヤジはそうでもない。
ただ昨晩もYouTubeで卒検の動画を何度もみた!
コースは覚えた! (コースをグローブにも書いてもみた。)
安全走行のポイントも確認した! (イメージは頭にある。)
S字とクランクOK! (リアブレーキ・クラッチ操作できる。)
坂道発進OK! (これは全く問題ない。)
スラロームOK! (5秒でも行ける。)
急制動OK! (コーンが前輪に架かったらブレーキだ)
一本橋….不安 でも、僕にはとびっきりの秘策があるのだ!
その秘策で減点方式の合否、70点以内で合格だ、
100点満点なんて合格には必要ない、きっと受かる。はず。
【コースに出る、私】
名前を呼ばれ、手を挙げこれからスタート。
そう、コースは4番手で若い衆の走りもみている。
スタート前の準備、手順通りに進める。
ウインカーを出し後方確認しながらコースにでる。
まずは、S字走行2速で難なくクリア、
クランク走行もリアブレーキとクラッチ操作で無難にこなし、
坂道発進かっこよく、
スラロームはちょっとゆっくり目に抜ける
踏切・点滅信号など安全走行に気を付けて、問題の一本橋です。
ここで作戦あり!
一本橋は落ちたりエンストしたり足付いたりしたら、20点減点で一発即アウト。
でも、早くても渡り切ればアウトではなく、単なる減点ですむのだ。
5秒台ほどで行っちゃえば、10点減点で済むじゃない。
4秒台でも、15点減点で済む。
減点でいいんだと思うこと、それを実行することです。
作戦通り一本橋コースアウトせず渡り切れました。
何秒かは合否の判定時に教えてもらえるようです。
残り、急制動もリズムよく終了。
出発点に戻ります。
あとは、合否の判定を30分後に聞くことだけ。
【試験官の言葉に】
試験官が結果をもって、控室に入ってきました。
『今日は5名の方に試験を受けて頂きました』
『まずは、結果を…..』
なんだか、まずいぞぉ。空気が重いぞぉ。
『5名のうち、5名合格です!』
5名が拍手。一番の拍手は私だったかもしれません。
試験官さん、溜めないですーっと発表してよ。
『ぜひ、今後も当校をご利用頂きますようお願いします』
試験官さん、すでに営業マンになってます。
聞けば、一本橋は6.2秒だったらしいですが、
他はほぼほぼ問題なし、ちょっとフラツキがあったようですが、
合格は合格、胸張っていきましょう!
合格証明をもらい、通りがかった教官にお礼を言う。
受付の女の子にも、ありがとうを言う。
約50日間を楽しく過ごせた教習所が、眩しい。
普通自動二輪6月22日交付されました(^^)/
ちょっとまたがってみました。
250ccのグラストラッカー、可愛いですねぇ。
でも、ホンダのCB400SSに乗りたいオヤジです。
自分もバイクもオールドルックです。
【TOYの森ご予約受付中】
トイファクトリー納車待ちのお客様もご利用いただけます。
ご希望の方は担当営業までご連絡ください!
これからも応援よろしくお願いいたします!
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