トイファクトリーではSSS DESIGNのCADデザイナーが自由に線を遊ばせ曲芸することを許しています。
しかし、最も大切である快適性に関してのデザインは妥協できません。
その為に人間工学のプロセスは必ず含めた上、画面上にスペースを構成します。
家具の質感、輝き、落ち着き、そして光の品質を選び遊ぶ、それはファブリックや装飾用備品の肌合いにでさえこだわります。
デザインのステージは重要です。そして、可能性に妥協はありません。
トイファクトリーのデザイナーは、常に感性を磨き続けています。ヨーロッパなど世界中を旅して、あらゆる本物のデザインを目にしています。
そこで得たアイデアや知識、最先端の感覚と日本特有の感性を融合させ、デザインに落とし込む。こうして創られたデザインはただの流行ではなく、普遍的な魅力を持っています。トイファクトリーが開発したルーフソーラーシステムが、財団法人日本産業デザイン振興会が主催する「2009年度グッドデザイン賞」 (Gマーク)を受賞しました。地球温暖化による異常気象が頻発する中で、社会は今、豊かさを保ちながら地球と調和する新しいライフスタイ ルを考える時期に来ています。キャンピングカー製作も例外ではありません。
地球環境保全のために行動が求められる今、トイファクトリーは暮らしの豊かさを満たしながら自然環境にも配慮することをテーマとしてソーラーシステムを開発してきました。開発のスタート時点から私たちスタッフにあったのは、製品に結実させたデザイン性と機能性を、業界の枠を超えたステージで発表し、 アピールしてみたいという思いでした。その絶好の機会として選択したのが今回のグッドデザイン賞へのチャレンジです。
幸いにも我々のルーフソーラーシステムは1次審査、最終審査をクリアーし、グッドデザインエキスポでの一般公開を経て、 グッドデザイン賞授賞の栄誉をつかむ事ができました。ここに至るまでに私たちは、明日の開発に繋がる多くのことを学ぶことができました。
チャレンジする事でスタッフの士気も大いに上がりました。