2017/09/08 カテゴリ:藤井です。
トイファクトリーでも15年以上のお付き合いがあり
最近、装着率もグングン上昇している
人気のFFヒーターメーカーと言えばココ
Eberspacher
何て読むか解りますか??
読み方は、
エバスペッチャー社でも、エバスペッヒャー社でも無く
正式には、エバスペヒャー社
舌を噛みそうに言いずらい会社名ですが、せっかくなので皆さんも是非覚えてくださいね
そして、この度ポーランドに新工場竣工したエバスペヒャー社さんの新工場披露に日本国内販売台数優秀企業としてご招待頂きました
さてさて、ポーランドのブロツアフ空港到着後、早速ダウンタウンへ向かうと綺麗な街並みが並びます
せっかくの機会なので世界遺産の百年記念会館を訪れてみました
この町は多くの日系企業が東欧進出の拠点としており、日本人の駐在員も非常に多い街です。ヴロツワフ(ドイツ語名ブレスラウ)は、ポーランド第4の都市で、美しい旧市街を持ち、ポーランドの中でも最も古い都市のひとつでもあります。
ヴロツワフは10世紀にボヘミア公ブラチスラフ1世によって建設され13世紀には、なんとモンゴル帝国の侵略を受けており、14世紀にはボヘミア王国に支配されたのち、ハプスブルク帝国の一部となる。ヨーロッパの歴史は少々ややこしいですね、、
その後プロイセン王国領となり、第2次大戦後までドイツの一部となっていた様だ。その為なのか、歴史の説明の中でやたらとドイツの雰囲気が見え隠れしもする。やがてナチスドイツのポーランド侵攻により第2次世界大戦に突入、ヴロツワフもドイツ軍とソ連軍の激しい戦場となり、美しい歴史地区の大半が破壊されました。戦後、ワルシャワと同様残された資料を元に市民の手によって正確に復元されたヴロツワフ歴史地区はユネスコ世界遺産にこそ登録されていないが、その優美さはワルシャワ、クラクフと比較して全く遜色ありません。そしてドイツの為に建てられた百年記念会館は、激しい戦場の中、なぜか無傷のままドイツのシンボルとして今に保たれた事を不思議に思うのは私だけでしょうか、歴史ミステリーですね
そんなことはさて置き、綺麗な旧市街を横目に見ながら
早速、エバスペヒャー新工場へ到着
新工場内ではエバスペヒャー社の会社紹介をはじめジャパンRVマーケットに向けての新製品の対応報告が行われ、同社スタッフとの間では時間切れになるほど熱いディスカッションも展開された
その後別室に移り、テストモデルのデモンストレーションが行われた、参加者が、新製品の内容と構造を理解するまで丁重に説明が行われた。この様な機会は、我々製造メーカーとしても非常に貴重な体験の場であり、自身も愛車TOYsBOX540にエバスペヒャーのFFヒーターを愛用するユーザーとして、積極的に意見交換を行った。
会議中エバスペヒャー社内では改善と言う言葉を何度も耳にした、現地スタッフに何故かと訪ねてみるとトヨタ自動車の改善活動をお手本になっている様だった、驚いたことにこの社員は元トヨタ自動車でライン作業者として従事していたようだ、世界は狭いですね
そして、いよいよ授賞式に
今回我々トイファクトリーは招待された企業の中でもっとも名誉ある
GOLD AWARD賞 を受賞しました
まさかのGOLD AWARD賞
トイファクトリーのスタッフを代表してズシリと重いトロフィーをありがたく頂戴いたしました
幾つになっても表彰されるという事は嬉しい事ですね
来年も、そしてその翌年も、同じ様にアワードを頂ける様、
更に頑張ろうと心に誓う私でありました
さて、ポーランドでの重要な任務を終え、
いよいよ明日からはドイツ、デユッセルドルフへ向かいます
トイの森、これからが最高の季節です。
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