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2026/10/13

愛知県犬山市、公共ライドシェアの実績を踏まえ「マルモビ」を正式導入!

愛知県犬山市で活躍する「マルモビ」導入事例

この度、愛知県犬山市様にトイファクトリーの自治体向けマルチパーパスモビリティ「MARU MOBI(マルモビ)」をご導入いただきました。

「マルモビ」とは

地域の暮らしを支える「移動手段」。人口減少や運転者不足などを背景に、全国各地で公共交通の維持が課題となるなか、愛知県犬山市では、「マルモビ10」を活用した公共ライドシェアの取り組みが行われています。

地域住民から親しまれているこの1台は、2024年12月の貸与開始から約1年半、通勤・通学を中心に利用が広がり、現在では運行開始当初と比べて、約3倍の利用者数にまで成長しています。

今回は、犬山市におけるマルモビ活用のこれまでの歩みと、これから始まる新たな交通の可能性についてご紹介します。

バスの運転者不足をきっかけに始まった「公共ライドシェア」

犬山市で公共ライドシェアの取り組みが始まった背景には、地域の移動を支えていた岐阜バスの運行本数の減少がありました。運転者不足などを背景に、朝夕の便を維持することが困難に。そこで犬山市が新たな移動手段として取り組み始めたのが、「公共ライドシェア」でした。

その車両として導入されたのが、ハイエースをベースとした「マルモビ」。2024年12月に貸与納車され、公共ライドシェアの運行実験がスタートしました。


貸与開始時には、犬山市とトイファクトリーとの間で「マルモビパートナーシップ協定」も締結。平時から地域の移動を支えるだけでなく、災害などの有事には自治体間で車両を相互活用できる体制づくりも進めていました。

「マルモビパートナーシップ協定」とは

約1年半で利用者は約3倍に

運行開始から約1年半。マルモビは、地域の新たな移動手段として少しずつ定着しています。


現在、特に多いのが通勤・通学での利用。朝夕の時間帯を中心に、地域の方々の日常の移動を支える存在となっています。

さらに最近では、運賃の支払い方法にも変化がありました。当初はPayPayなどのキャッシュレス決済のみでしたが、より幅広い方に利用してもらえるよう、現金で購入できるチケット制も導入。利用方法の選択肢が増えたことで、さらに利用者の裾野が広がっています。


こうした取り組みの積み重ねにより、利用者数は運行実験開始当初と比べて約3倍に。マルモビは、地域にとって欠かせない移動手段のひとつへと成長しています。

1回の利用人数にちょうどいい「8人乗り」

公共ライドシェアでの1回あたりの利用人数は、多い時で4~5名ほど。この運行規模に対して、乗車客が最大8名まで利用できるマルモビは、ちょうどよいサイズ感です。
※「マルモビ10」は運転手を合わせて最大10名が乗車できます


大きすぎず、必要な人数をしっかり乗せられる。車両が大きくなれば、運転に必要となる免許の条件も変わり、運転者を確保するハードルも高くなりますが、マルモビであればその心配はありません。

地域の移動を支えるためには、「乗れる人数」だけでなく、地域の中で運転者を確保し、継続して運行できるサイズであることも重要です。ハイエースをベースとした現在のマルモビは、こうした地域の実情に合ったサイズとして活用されています。

「引退後世代」の新たな仕事にも

公共ライドシェアが生み出しているのは、移動手段だけではありません。運行を担うドライバーには、引退後の世代も携わっており、地域の移動を支える新たな雇用の創出にもつながっています。

「地域の人が、地域の人の移動を支える。」そんな循環が生まれていることも、この取り組みの大きな特徴です。

朝・夜だけではもったいない。昼間の車両活用へ

一方で、現在のマルモビは、公共ライドシェアとして主に朝夕の時間帯に運行されています。

そこで犬山市では、車両をより有効に活用するため、昼間の時間帯にも地域の移動を支える新たな取り組みを計画しています。

そのひとつが、「交通デマンド」の実証実験です。


2026年12月から、新たな実証実験として開始する「交通デマンド」。構想しているのは、高齢者が多く暮らす団地や住宅地などへマルモビが出向き、地域の交通不便をサポートする仕組みです。

決まった時間・決まったルートを走るだけではなく、「必要な場所へ、必要なときに車両が向かう」という新しい地域交通の可能性を探ります。


朝夕は通勤・通学を支える公共ライドシェアとして。そして昼間は、交通オンデマンドの車両として。

1台のマルモビを時間帯に応じて柔軟に活用することで、地域の移動課題をより幅広く支えていくことを目指します。

1台のクルマから、地域の未来へ

犬山市で走り始めたマルモビ。

バス運転者不足という地域課題をきっかけに始まった取り組みは、利用者の増加だけでなく、新たな雇用の創出、そして次の交通サービスの検証へと広がっています。


「移動するためのクルマ」から、「地域を支えるモビリティ」へ。マルモビは、自治体ごとに異なる地域課題に寄り添いながら、その土地に合った活用方法を見つけていくことができます。

トイファクトリーはこれからも、自治体や地域の皆さまとともに、モビリティの力で地域の暮らしを支える新たな可能性を追求してまいります。

マルモビについて、ぜひお気軽にお問い合わせくださいませ。

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