2020/12/03
お客様各位
平素は大変お世話になります。
トヨタハイエースベースにした弊社キャンピングカーに社外品マフラーカッターの取り付けによる注意事項がございます。
この度、社外品マフラーカッター装着車両のFFヒーターが燃焼しない事例が発生しました。
弊社品質管理部及びサービス部にて検証した結果、社外品マフラーカッター取り付けにより
ＦＦヒーターのパイプ（燃料フィード側）が溶けて変形し、燃料漏れ及び燃料が流れないことが確認されました。
純正マフラーは排ガスが下向きに排出される構造に対し、マフラーカッターは純正マフラーに
全体を被せる形で装着する為、高温の排気がおよそ7割後方排気となり、
残り３割が前方の車体フロアー下へ入る構造であることが判明しました。
これによる高温の排気ガスがFFヒーター配管にあたり、同症状が発生した事が考えられます。
下記内容は、上記社外品マフラーカッターの調査結果となります。
これらの事はFFヒーター並びにクールコンプシステムに
害することの他、雪中宿泊時に排ガスがフロアー下にたまる原因にもなりますので、
最悪の場合は重大事故の原因にもなりかねます。
つきましては、ご納車前にトイファクトリーにてマフラーカッターを装着されたお客様は
弊社サービス店にて無償で確認をさせていただきます。尚、後付けパーツの取り付けに関する
修理作業につきましては有償となります。
FFヒーター及びクールコンプシステムを搭載のお客様には、
マフラーカッター及び、類似するパーツの取り外しを推奨致します。
またこれらに類似するマフラーカッターや、アフターパーツのマフラーも含め
装着後の不具合に関し当社は一切の責任を負いかねます。
