2024/08/10
〈新聞掲載のおしらせ〉
各種新聞に、
能登半島地震の被災地である石川県珠洲市に
多目的車両「マルモビ」を寄贈した取材記事が掲載されました。
取材記事ではトイファクトリーが展開する
マルチパーパスモビリティ車両「MARU MOBI(マルモビ)」の寄贈に至るまでの背景や、
7月31日に珠洲市で行われた贈呈式の様子をご紹介いただきました。
<中日新聞記事紹介>
多目的車両を珠洲市に寄贈
岐阜県可児市のキャンピングカーメーカー「トイファクトリー」は7月31日、
同社が開発した多目的車両「MARU MOBI」(マルモビ)を珠洲市に贈った。
車両はトヨタ・ハイエース(スーパーロング)をベースに製作。
後部座席を取り外し、水が不要なトイレやテーブル、棚を設けることができる。
簡易トイレのほか、救護室などに活用できる。
同社の藤井昭文社長(53)によると、
被災した珠洲市の友人から「キャンピングカーを貸してほしい」と連絡があり、
支援のため1月10日に同市を訪問。
トイレの確保が困難な状況を目の当たりにし、
「マルモビ」へのトイレの搭載を思いついた。
1月末に市内の朝日避難所に派遣し、トイレはこれまでに1万回以上利用された。
復興に向けてより多くの場面で使ってもらおうと、
企業版ふるさと納税を活用して車両を修繕し、市に寄贈することにした。価格は約1千万円。
贈呈式が同市の飯田町の飯田わくわく広場前であり、
藤井社長が目録を泉谷満寿裕市長に手渡した。
泉谷市長は「市として大いに活用させていただく」と感謝し、
藤井社長は「災害時は他の自治体への派遣車両にもなる。役立ててもらえたらありがたい」と話した。
<8月27日岐阜新聞>