お知らせ
2023.10.03
岐阜県可児市に『MARU MOBI』の第一号車を納入。メディア向け記者発表会を開催!
メディア向けの記者発表会を開催
トイファクトリー製の地方自治体向け車両、マルチパーパスモビリティ『MARU MOBI』の第一号車を、トイファクトリー創業の地である岐阜県可児市に納入。
記者発表の様子
【可児市 冨田市長 コメント】
・市民のための行政としては、市民の方々に市役所等の場に来ていただくことも大事だが、場合によってはなかなかご来庁が難しいケースもあるので、そういった場合は「行政側から出向いていくこと」も非常に重要であり、「機動性」を大事にしたいと考えています。
・また、その行く先々や目的に合わせて変えられる「柔軟性」を持った車があったらいいなと考えていた。
・そのような「機動性」と「柔軟性」そして「機能性」を持ち合わせた車を、可児市を拠点にされているトイファクトリーさんが新たに作られるということで、そこは是非積極的に可児市が活用して、他の自治体様にも参考にしていただければと言う想いで、この度導入に至りました。
・各部署の職員からこの車両を「こんな風に使いたい」「あんなふうに活用できたらいいな」というアイディアを吸い上げて、十分に活用していきたいと思っています。
【トイファクトリー 藤井社長 コメント】
・可児市様に導入したこの車両はマルチパーパスモビリティのコンセプトを略して「マルモビ」と命名しました。
・マルチパーパスという言葉は「なんでも」「多岐にわたって対応する」という意味があり、本当に「なんでもできる車」。国が提唱している国土強靭化に向けてのキーワード「平時活用、有事機能発揮」を具現化した車です。
・可児市様の色んな用途や行政サービスで活用していただきたいですし、通常業務でも人員輸送にも使えます。また、有事の際は救護室としても使えるなど、様々な用途で活用が可能です。
・防災視点で通常の時から色々な準備をしていくのも重要ですが、その時だけにしか使えないと無駄が生じてしまいます。市民の税金を使って使う車なので、平時からしっかり使えて、有事の際も機能をしっかり発揮する。そんな車が公用車として相応しいと考え、本日発表のMARU MOBIを開発致しました。
・この車両の第一号車を、この地元の可児市様から発表できることがとても嬉しいです。今後、全国1718市町村に向かっても発信していきたいと考えています。
メディア質疑応答
Q:どのようなシーンで活用していく予定でしょうか?(冨田市長)
【可児市 冨田市長】
・まず目下に迫った活用スケジュールとしては、夏の屋外イベントで熱中症に備える救護室使用や、期日前投票所として活用するなどを検討しています。
・また、有事の想定としては、以前の豪雨災害などの経験を踏まえ、浸水や土砂崩れなどの発生の恐れがある場合に安全な場所にこの車を停車し、職員が車内で水や土砂の状況をモニタリングしながら備えるなど、対策事務所としての出張使用も可能と考えています。
・イベントから防災、そして選挙まで、職員からも幅広くアイディアが出ているようなので、1つ1つ実現していけたらと考えています。
Q:この車両はカスタマイズの幅が広く、ある意味使い方のパターンは無限かと思いますが、可児市に提供したこの車両だと何パターンのモードが可能でしょうか?(藤井社長)
【トイファクトリー 藤井社長】
・今回展示している、テーブルとシート4脚を設置した状態が会議使用のレイアウトであり、車両後方にもカウンター家具を設置することで「観光PRモード」として使用可能です。テーブルは会議だけでなく休憩やリモートワークにも使用できます。
・全部の家具やシートを取り外せば「物資輸送モード」となり、脱着式リヤシートのレールを使用してしっかりと荷物の固縛を行うことも可能です。
・また、有事の際の「救護室モード」、選挙で使用できる「投票所モード」、そして脱着式リヤシートを8脚すべて取り付けた10名乗車の「人員輸送モード」など、合計5パターンが主なパターンです。
・とはいえ、無限大に使い方はあるため、可児市様には実際に活用していただきながら、より精度を上げていきたいと考えています。
・例えば先程市長から水害の話もありましたが、車両に通信機能を載せて災害の際に定点観測ができるような仕組みを取り入れるなど、ニーズに合わせてより機能性を高めていきたいと考えています。
・今後、各自治体や企業様のニーズを積極的にヒアリングしていきたいと思っています。
記者発表では地元メディアを中心に多くの方にご参加いただき、夕方のニュース番組や各種新聞に取り上げられるなど、注目を集める内容となりました。
自治体様が購入検討される際、マルモビ車両の購入費用のサポートとなる助成金を幾つかご紹介が可能です!
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