2021/07/03 カテゴリ:東北スタッフ 千葉
トイファクトリー各店・正規ディーラーで取扱中の
ヨーロッパNo1キャンピングトレーラーといえば『FENDT CARAVAN』
欧米でよく見かける所謂牽引タイプのキャンピングカーですね。
いつか所有してみたいなと昔から憧れがあった私は本社工場勤務時代の20代の時に免許を取得しました。
今でもその思いは変わらず、FENDTは憧れの存在です。
納車や整備などで岐阜本社~東北店~フェリーターミナルなど
長距離のトーイングも何度も経験しました。
本社→東北店トーイング途中。ネオパーサ岡崎にて。
いつかはこのスタイルで旅に出てみたい…
しかし!元相棒トイズボックスは新しいトイファミリー様に受け継がれましたので
もう一台の車両でトーイングの準備です。
ハイエースの場合はヒッチメンバーが必須でしたが
今回の車両はラダーフレームに直付で対応しています。
こちらのタイプで牽引重量約1800kg・垂直静荷約180kgになります。
FENDTもばっちりですね。
よく耳にする「クラス」で言うとクラスE(2000kg・200kg)が理想です。
続いてヒッチボールとボールマウントの準備です。
こちらもレシーバー同様にCURT社
全く同じマウントですがボールの取付位置が上下逆さまになります。
横から見るとこんな感じです。
使用する向きで合わせるとこんな感じです。
左がハイエース・右が今回使用するものになります。
ハイエースの場合、ボールよりもレシーバー(角の差込)が低いため左タイプに(ライズマウント)
今回の車両はボールよりもレシーバーが高い位置のため右のタイプになります(ドロップマウント)
同じマウントを上下逆さまで使用していますがライズ・ドロップで対応する荷重が変わりますので注意が必要です。
同じボール径・レシーバーサイズでもこれだけ高さが変わってきます。
トレーラー側のカプラー(ボールとの接続部)は高さを変える事が出来ませんのでヘッド側で高さを調整し、
連結時にトレーラーが出来るだけ水平になるようにボールマウントを選びます。
ボールに関しましてはヨーロッパタイプ50mm径になります。
ボール自体も高さが何種類かありますのでマウントとの組み合わせで最適値を狙っていきます。
どちらも強度を出すために溶接にて取付を強化してあります。
ボールが決まれば次は灯火類の電気を供給するソケットを取り付けます。
ヨーロッパのキャンピングトレーラーは13ピンタイプが主流になります。
アメリカやジェット用は7ピンが多いでしょうか。
差込形状が異なるため注意が必要です。
また、ボール径も数種類ありますので併せて注意が必要です。
車両の準備が整いましたら陸運局へ届け出に向かいます。
950登録という呼び名が一般的でしょうか?
ヘッド車の重量やブレーキ性能によって牽引可能な重量が決まります。
ちなみにハイエースはブレーキ有のトレーラーで1990kg・ブレーキ無で750kgまでになります。
この牽引可能な重量がヘッド車の車検証に記載されます。
FENDTはもちろんブレーキ有ですので範囲内に収まっています。
最後に!
ETCの再セットアップを行います。
トレーラーを牽引し、ETCを使用する際は必ず再セットアップが必要です。
これで準備が整いました!
あとはFENDTを連結して旅に出るだけです。
いつかはFENDTと旅に出たい…
ちなみに牽引しない時はヒッチカーゴなんかも使えます。
あまり活躍することはありませんがこんな物も使用可能です。
スタックしたら助けに行きますよ笑
普段はゴミが入らないようにキャップを取り付けます。
USトヨタ純正品になります。
ヨーロッパ・アメリカはトレーラー自体が一般的でディーラーでも部品が揃うようです。
奥が深くて、運転も面白い。
キャンピングトレーラーはそんな旅車だと思います。
自走式とは違った楽しみ方がありますね。
トイの森、弊社納車待ちのお客様もご利用いただけます。
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