2011/09/29 カテゴリ:本社スタッフ
2011年10月。 オーストラリアで世界最大のソーラーカーレース「World Solar Challenge 2011」が開催されます。
トイファクトリーは沖縄県からこの大会に参加する高校生チーム「TEAM OKINAWA」をメインスポンサーとして支援してきました。レースカーの伴走車と機材車を提供するとともにサポートクルーを派遣し、チームとともにオーストラリアの大地で1週間のレースを戦います。
1987年から続く、この世界最高峰のレースに公立高校生チームが参加することは大会史上初のこととなります。 トイファクトリーは沖縄に主力生産工場を操業以来、沖縄県やその外郭団体、大学などと連携し先端技術開発や県内の製造業振興に協力してきました。
今回のサポートも、将来の沖縄を担う若い力の萌芽に協力したいという強い思いからの決断です。 また、3000Kmの走行を絶好のフィールドテストと捉え、伴走車のBADENで実施する情報収集は、これまでトイファクトリーがこだわり、追求してきた断熱性能や再生可能エネルギー利用についての技術評価の機会となり、次の車両開発に貴重な実データをもたらしてくれるものと期待しています。
過去アメリカのGMや日本のホンダが優勝を飾り、イギリスのケンブリッジ大学やアメリカのスタンフォード大学、マサチューセッツ工科大学を始めとして世界中から集まるエリートたちに、沖縄の高校生チームがどんなレースを展開できるのか、ドライバーとしてソーラーカーのハンドルを握る弊社・藤井はソーラーキャンパー開発に向けてどんなヒントを掴み取れるのか、サポートクルーはどこまでの貢献ができるのか。
壮大な夢にチャレンジする3000Kmの大陸縦断ソーラーカー競技大会は10月16日にオーストラリア北部の町ダーウィンをスタートします。