2016/09/22 カテゴリ:本社工場スタッフ 長江
本社工場の長江です。
9月も下旬にさしかかり、工場の敷地には落ち葉が目立つようになり、秋の深まりを感じる季節になりました。
今回は本社工場のご紹介と、製造過程から見るキャンピングカー内部を少しだけご紹介させていただきます。
本社工場の場所は、岐阜の本社展示場からやや離れた位置(車で10分程の場所)に本社工場はございます。主な役割の一つとして、沖縄工場より納入された車両の最終工程と、完成車両の最終チェック工程を行い、お待ちいただいております、お客様のもとへ車両を送り出す重要な役割があります。
また車種や生産調整などにより、すべての工程を1から本社工場にて製作する本社製作車両もございます。もちろん、沖縄工場と同じ施工方法で行い、同品質で仕上げていきます。
そこで、普段見ることのないキャンピングカー内部を少しだけご紹介いたします。
まず車両完成までの主な流れは下記のようになります↓
断熱・下地施工→配線→内装→家具・電装組み付→シート・マット→完成検査→納車という流れになります。
まずは業界トップクラスの断熱性能です。
天井と壁に断熱塗料と新素材高断熱材、床には注入式発泡断熱を施します。隅々までくまなく断熱施工を施し、快適空間を生み出します。
次は配線工程。
配線といってもただ電線を通すだけではありません。一本一本丁寧に線を保護しながら電線を固定していきます。裏側で見えないからと言って、妥協はしません。
トイ品質は見せる配線を心がけています!
次は家具設置・電装品の施工。
動く車両に木製の家具を取り付ける際にはどうしても歪が生じます。車両と家具の間に緩衝材を施し、走行時の異音を防ぎます。また、電装品や水回りの施工も、使いやすさを重視し設置・配置をしていきます。
このようにほんの一部ではございますが、トイの工場では気になる、みえない部分にこそ手間を加え、安心安全なキャンピングカーを作るという理念のもと、製作をしております。
トイファクトリー工場スタッフ一同は
納車後に購入してよかったと思われるような、後味の良い車両を製作することをめざし、日々心がけております。
皆様の最高の思い出を、トイのキャンピングカーがお手伝いできるように・・・