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日程:
'09年2月17日~
'09年2月27日

オホーツク流氷と釧路湿原タンチョウツルを追って

岐阜県 I さんファミリー

オホーツク流氷と釧路湿原タンチョウツルを追って冬の北海道といえば、流氷とタンチョウツルです。今年は暖冬で、なかなか流氷が接近しなくて出発をいつにしようかと迷っていたが、思い切って行っちゃいました 。

2 月 17 日   < 走行距離  402k>

前夜自宅を出発、新潟から苫小牧へ新日本海フェリーに乗船、午前 10 時 30 分出航です。
遠征演習を終えて帰る北海道の陸上自衛隊で、車も乗客も閑散期なのに満員です。 日本海を低気圧が通過中ということで、浴場が閉鎖となる大揺れの航海でした。

2 月 18 日 < 走行距離  295k>

早朝 4 時 30 分に苫小牧に到着です。
釧路へ行くには、日勝峠越えで帯広に抜けるのが最短だが、昨日の低気圧通過の降雪により、圧雪アイスバーン道路状態で、標高の高い峠越えに自信がなく、南の天馬街道廻りとしました。
十勝で話題の『花畑牧場』、 1970 年代にブームとなった『幸福駅』に寄り、今日のお泊りの士幌温泉に余裕の時間の到着です。ここはモール温泉で是非入浴したい温泉でした。
冬の北海道の凍結道路ドライブは、日中のみの移動の遅発早着にかぎります。

【苫小牧? R235 ?浦河? R236 天馬街道?大樹? R236 ?花畑牧場・幸福駅? R236 帯広? R241 士幌温泉】

 

 
   
 
ずっと昔ブームとなった幸福駅
 
 
 

 

2 月 19 日 < 走行距離  220k>

朝 6 時の外気温マイナス 16 度、士幌温泉から一気に釧路へ、 2 時間ほどで到着です。
釧路市内で食料品の買出しを済ませてから、いよいよ釧路湿原へ向かいます。
釧路湿原の西側のタンチョウロードを北上して、『釧路市湿原展望台』で釧路湿原を一望し、さらに北上して『鶴見台』へ到着です。タンチョウツルが居ましたよ、ざっと数えて 70 羽位、清楚な美しさに感激して、シャッターを切って切りまくりました。
ここより 10 分程さらに北上して、鶴居村の『鶴居、伊藤タンチョウサンクチュアリ』へ、ここも数十羽のタンチョウツルがおり、そしてカメラマンで溢れかえっていました。
本日の最後の場所、『阿寒国際ツルセンター』へ向かいます、鶴居村から 30 分位です。
道の駅や、温泉のある『赤いペレー』もあり、長期滞在のカメラマンが多いところです。
ここが一番タンチョウツルが多くいて、丁度餌やりのときで、一匹のキタキツネが餌を横取りして、タンチョウに追われているという、ユーモラスな場面に出会いました。
夕暮れになって、湿原奥の寝ぐらに帰るため、次々に飛び立つ姿は、ほんとうに美しいパノラマでした。
【士幌温泉? R242 ・ 38 釧路?道道 59 タンチョウロード?鶴居村?阿寒丹頂の里】

 

 
 
 
阿寒丹頂の里・タンチョウは美しい
 
夕暮れになって寝ぐらに帰るタンチョウ
 

 

2 月 20 日 < 総距離  239k>

昨日のニュースで、網走に流氷が初接岸したということで、予定変更して網走に向かうことにしました。
弟子屈を経て、網走へ 2 時間程で着きました。
早速に流氷観光砕氷船乗り場へ、つい最近に道の駅を併設してオープンしたばかりです。
砕氷船オーロラ号に乗って、網走港外に出ると流氷原です。まだ流氷が薄いので青白い亀甲模様の流氷原です。
その流氷原を分けて進むオーロラ号、なかなか気持ちの良いもので、寒さを堪えて甲板に居続けていました。1 時間程の航海で下船となり、オーロラファンタジーを見るため、知床ウトロへ急ぎ向かうことにしました。
急ぐ理由は、台風並みの低気圧が接近ということで、途中で大嵐に遭遇しないようにということです。
15 時ごろに知床ウトロに着いたが、かなりの吹雪となり、オーロラファンタジーは中止となり万事休す。
時間とともに暴風雪となり、もう車から出ることもできなくなりました。この状態が翌日の昼まで続くとは、いやはや大変なことになってしまいました。
【阿寒丹頂の里? R240 ・ 241 ?弟子屈? R391 ・ 244 ?網走? R244 ・ 334 知床ウトロ】

 

 
 
 
流氷観光砕氷船・オーロラ号
   
 

 

 
 

 

2 月 21 日 < 走行距離  48k>

ずっと暴風雪が続いています、真横からの吹き付けで車は雪だるまのお化けです。
昼前になって、やや暴風雪が弱まったのか、観光バスが動き始めました。ガソリンと食料品が乏しくなったので、斜里の町まで移動することにしました。
斜里まで 35k の道程です、吹雪で視界が利かなく、早歩きほどのノロノロ運転です。それでもウトロから25kは海岸を走るのでよかったが、斜里の手前の海岸線を離れて原野へ入いた所で、地吹雪によるホワイトアウトで何も見えません、恐ろしかったこと。
原野は吹きさらしで、地面にある雪が巻き上げられ、天から降る雪と交差して、視界をなくしてしまうんです。
もう動くことができません、地吹雪が収まるまで 4 時間ほど閉じ込め状態でした。
なんとか斜里に着き、ガソリンと食料を補給して、斜里駅に近い『グリーン温泉』で癒しをしました。
【ウトロ? R334 ?斜里】

 

 
 
 
 

 

2 月 22 日 < 走行距離  82k>

斜里から鉄道駅を併設した、道の駅小清水へ移動して、釧網本線の『流氷のろっこ号』に乗車し網走を往復しました。小清水から網走までは、オホーツクの海岸間際を走るので流氷見物に絶好です。
昨日までの暴風雪のお蔭で、流氷がビックリするほど厚く押し寄せており、真っ白な流氷原が水平線の彼方まで続いており、運良く流氷に乗ったアザラシが見られました。
『流氷のろっこ号』の車内には、だるまストーブがあり、車内売店で売られているスルメを焼いていました。
オーロラファンタジーを見るため、再度知床ウトロへ向かいました。
知床の海岸は、押し寄せた流氷で、どこまでも白い平原が続きます。
夜 8 時からウトロ港奥のオロンコ岩で、レーザー光線を使ったオーロラファンタジーの始まりです。夜空一面にオーロラが走り、北の大地の冬のロマンを満喫しました。
【 斜里? R334 小清水? R334 知床ウトロ 】

 

 
 
 
北浜駅を発車する流氷のろっこ号
 
車内のだるまストーブ
 
 
 
 
 
 
流氷で埋まる知床海岸
 
 
 
 
ウトロに押し寄せた流氷
 
オーロラファンタジー
 
 

 

2 月 23 日 < 走行距離  237k>

知床ウトロを立ち、再び釧路湿原に向かいます。斜里から清里を経て、川湯に出て弟子屈を通ります。
途中、川湯の硫黄山に寄り、そして弟子屈の摩周駅で北海道駅弁№ 1 の『摩周豚丼』をゲットしました。
今度の釧路湿原は、 S Lの撮影が目的です。
『 SL 釧路湿原号』は、釧路?標茶間を 1 往復しています。まず最初は『茅沼駅』です、ここはタンチョウツルの来る駅として有名です。今は無人駅ですが、むかし駅長さんが、絶滅しかかったタンチョウに餌のなくなる冬の間、餌付けしたのが始まりで、小学生の時に国語の教科書で読んだ記憶があります。
線路内にもタンチョウが居ました、近くまで寄っても逃げません。昼 12 時ごろに SL が黒煙を噴いてやって来ました、あっという間の通過で 3 回シャッターを切るのがやっとです。雪原に SL はコントラストが良く、やっぱりいいもんです。
タンチョウツルを詳しく観察するため、釧路を経由して再び『阿寒丹頂の里』へ向かいました。
【知床ウトロ? R334 斜里?清里? R391 川湯・弟子屈? R391 標茶・茅沼? R391 釧路? R340 阿寒丹頂の里】

 

 
 
 
 
川湯の硫黄山
 
タンチョウの来る駅・茅沼駅
 
 
 

SL 釧路湿原号は、釧路?標茶行きは前進方向で運転されるが、標茶駅には転車台がないので、釧路へ向かう帰りは後進方向で機関車が運転されます。
いい写真を撮るには、 1 日 1 回しかチャンスがなく、皆さん何日も滞在しており、私も 2 日がかりの S Lの追っかけとなりました。

 
 
 
 
釧路湿原を走る『 SL 釧路湿原号』
 
 
 
 

 

2 月 24 日 < 走行距離  264k>

今日は釧路湿原をじっくり見るのと、場所を変えての SL 撮影です。
釧路湿原道路を通って、『細岡展望台』で蛇行する沼川と、雪原の釧路湿原を堪能して、釧路湿原駅で S Lを待ちます。 SL の撮影は冬に限るなぁと思いました、雪原とのコントラスト、寒冷に冴える白い蒸気にたまりません。 SL 通過後、なお追っかけて終着駅の標茶駅で再び撮影と、 SL グッズをゲットしました。
鶴居村に向かい、またまたタンチョウ観賞をじっくりして、十分に満足して釧路湿原を後にしました。
鶴居のモール温泉に入り、釧路から帯広に出て、音更で今夜のお泊りです、鶴居村から約 3 時間の道程でした。
【阿寒丹頂の里? R340 ・釧路湿原道路?釧路湿原駅? R391 標茶駅? R274 鶴居村?釧路? R38 帯広・音更】

 

 
 
 
 

釧路湿原を走る『 SL 釧路湿原号』

 
 
 
 
 
 

 

2 月 25 日 < 走行距離  241k>

日高越えで苫小牧方面に向かいます。行きは躊躇した日勝峠越えです、凍結路に充分に馴れました。
とはいえ、ヘアピンカーブ連続の凍結路には正直ビビリました。しかし道内のトラックやバスは、ビックリする程に飛ばします。
振内の鉄道記念館、線路とホームが残っており、古い客車がライダーハウスになっていました。
二風谷のアイヌ民族博物館に寄り、やっとの思いで鵡川の道の駅に着き、ここで緊張疲れの癒しの温泉入浴で大休止です。
明日のフェリーを電話予約をしてから、千歳の『サーモンパーク千歳』の見学に向かいました。
【音更? R241 帯広? R38 ・ 274 樹海ロード日高? R237 鵡川? R235 ・ 36 千歳】

 

       
 
 
 
日高振内の鉄道記念館
 
二風谷アイヌ民族博物館
       

 

2 月 26 日 < 走行距離  112k>

フェリー出航は 19 時 30 分なので、まる 1 日の時間つぶしに白老のアイヌコタンを見学し、次に北海道に来たときの下調べに、評価の高い樽前のアルテンに寄りました。評判通りのオートキャンプ場で、場内の『ゆのみの湯』で入浴し、ゆったりのひと時を過ごしました。
帰りのフェリーは、行きと違って波は穏やかで、ガラガラ貸切状態でした。
【千歳? R38 白老? R38 樽前? R38 ・ 235 苫小牧東港】

 

       
 
   
 

白老アイヌコタン

 
 
 

 

2 月 27 日    < 走行距離  406k>

新潟 15 時 30 分の予定時刻ピッタリに着きました。雪の少ないこと、寄り道をせず家路につきました。

 

 

走行データー

トイファクトリー GT  ハイエース特装車  4 w D 2700 ガソリン車
1.全走行距離    2,434k( うち高速道路  342k)
2.消費ガソリン    401L
3.FF ヒーター消費   1 日平均 10h 運転 (2 ・ 5L/ 日・カタログ推定値 ) × 10 日 =25L
4.走行燃費     6 ・ 5k/L( 一般道 86% ・高速道 14%)

 

ゴミ処理に朗報

長期のツァーで悩む問題に、ゴミ処理があります。
網走の地元新聞 (2009 ・ 2 ・ 21 付け ) に、観光ゴミ処理について、 good 記事がありました。
09 年度から、道東四支庁管内 ( 根室・網走・釧路・十勝 ) で、『観光ゴミ』を処理する < エコステーション運動 > を展開するとのこと。道の駅や公的施設で、ゴミ引き受けの枠組みを整え、その後民間施設にも拡げていくとのこと。回収料金の有料か無料かは、それぞれの市町村の判断にまかされる。
ゴミステーションの設置場所は、関係機関のホームページや、道の駅のパンフレットなどを通じて、旅行者に知らせるとのこと。
この記事について、 <Auto Camper> 編集部に、早速ファックスしました。

 

耐寒データー

士幌温泉に車中泊したときに、マイナス 18 度を記録しました。この日さらに奥の陸別では、マイナス 25 度を記録していました。
走行中は車の後部ヒーターを入れていました。
17 時ごろに到着エンジン停止、その時の室温 23 ゜ C ・外気温マイナス 6 ゜ C 、そのままにして 2 時間後の 19 時に FF ヒーターを稼動しました。 FF ヒータースタート時の室温 19 ゜ C ・外気温マイナス 9 ゜ C 、 FF ヒーター目盛りは最小から 1/3 目盛りで、スタート 5 分後に室温 21 ゜ C に昇温して、アイドリング状態になりました。その後は、概ね 30 分程度の間隔で on ? off の繰り返しだったが、外気温がマイナス 12 ゜ C を越えてからは、ずっーと on 状態でした (6 時間位 ) 、ボリューム調整は 1/3 目盛りのままです。
翌朝 6 時は外気温マイナス 18 ゜ C ・室温 18 ゜ C でした、外に出たら耳の痛かったこと。
サブバッテリー (90A × 2) 電圧降下 0 ・ 3v でした。

 

報告者   岐阜・美濃焼の里・I