2016/12/06 カテゴリ:本社工場スタッフ 長江
2016年も残り25日・・
今年も2年目を迎える我がトイズボックスもフル稼働!山旅に
通勤にいつも一緒です。
さて、今回は今シーズンラストを飾る山旅をご紹介!!南アルプス北岳に挑戦します。
南アルプス最高峰の標高3193メートルは日本第2位!山名が平凡なのですが、あの富士山に次ぐ高峰で魅力たっぷりの山です。
今回は前泊車中泊、テントで一泊し、二日間の日程で、広河原ー北岳を往復します。
まずは南アルプス市の芦安温泉までトイズボックスを走らせ、前泊車中泊。ここ芦安温泉の市営の駐車場はなんと24時間無料!!キレイなトイレもあり、目の前に温泉ありで、快適に車中泊できました。
すると・・いやーな雨音が・・
こういった登山口となる場所は、トイレ付の無料駐車場が数多くあり、大自然の中、騒音もなく快適に車中泊できるので、オススメですよ。
ここからバスにて、北岳の登山口である広河原へと向かいます。
激しい雨音の中、そそくさとバスに乗り込みます・・
広河原で登山届を提出し、ますますひどくなっていく雨の中、出発!予報では雨後晴れ・・次の日は快晴となる予報。となれば大雨でも気分は軽やかになるはずでしたが・・
スコール並の大雨・・沢づたいに登るコースの為、増水で登山道が通行出来なければたどり着くこともできません。引き返すことも視野に入れ、行ける所まで行ってみました。案の定、沢は増水しており、水没箇所もありましたが、危険水位には達せず、何とか通る事ができ、あとは回復を待ってひた登りました。
二股という地点を過ぎると、雨も止み、目の前に巨大な岩壁が姿を現しました。
北岳バットレスという山頂まで続く標高差600メートルある、多くのクライマーを魅了している岩壁です。
もちろん登山道は脇を通っていきますが、見ているだけでも、鳥肌ものです。
稜線に出ると景色は一変し、富士山が目の前に姿を現します。2位の山から1位の富士山を見るのはここだけ!雲の上に顔を出し、富士山を見下ろす感じにも見えるのです。なかなか見れない風景を堪能できるのも山旅の醍醐味です。10月標高3000メートル付近は平地の真冬に相当する気温になります。朝はすでに氷点下となり、霜柱も立っています。そんな過酷な状況以上に、山は感動を与えてくれます。満天の星空を仰ぎ、天の川までクッキリ見えます。朝は朝焼けのモルゲンロートや雲海から富士山が顔を出し、息を呑む光景が広がります。そんな標高3000メートルの稜線に北岳山荘があり、ここでテントを張り、防寒対策、風対策をし、次の日の北岳踏破に備えます。
予報どおりで快晴。3000メートルの稜線を360度の大パノラマを堪能しながら、山荘から約一時間ほどで山頂に立ちます。
山頂からは、富士山はもちろん、北アや中ア八ヶ岳や関東の山々を見渡せます。
夏ー秋の北岳は装備とある程度の登山の知識があれば、安全に登る事ができ、とくに技術を必要とする箇所はありませんし初心者でも安全に登る事ができます。
今シーズンはもう雪に覆われており、入山は出来ません。来シーズンもし機会があればトライしてみて下さい。
登るつらさ以上の感動が待っていますよ!!
応援よろしくお願いいたします。最後にポチっとお願いします。